ドラマ

つい先日、5月5日だった思うけど、NHKでSONGSという番組がやっていた。

何周年かということでDREAMS COME TRUEが出て有名どころをたくさん歌っていた。

高校生のときから聴いたこともあって知っている曲がいくつもあった

いまも災害の応援のような形で聴くことも多くて、とてもいい曲だなあと思ってしみじみ聴いていた

高校生のときは音楽とかあまり聴くような人間ではなかったが彼らの歌はドラマの歌で使われていたから聞くことが多かったのだ。

ドラマはかの有名な「救命病棟24時」である。

いろいろ思い出すことがあったのでここに垂れ流しておこうと思って滅多にかかずに放置していたここを掘り起こした。

 

高校生くらいから進路を決めないといけなくなり、親の無言のプレッシャーもあって医学部、要は医者の道に進むことを意識し始めていた。意識し始めてはいたが何となく気が進まないし当時管制官におぼろげに興味があったのも何となく覚えている。

そんなときに放送し始めたのが救命病棟24時の3rdシーズンとDr.コトー診療所だった。

今となっては事欠かない状況の設定だが3rdシーズンは東京で大地震が起きてそのあとの医療者の話を描いた、当時としては少し異質な設定のドラマだった。

トリアージであったり、医療資源が限られたなかでどう医療するのか、問題提起のような形で描かれていたような気がする(うろ覚え)。

Dr,コトー診療所はその1年後だったと思うがひたむきに地域医療に取り組む、暗い過去を背負った優秀な医者、というのが自分によく響いたようでこれも良く見ていた。

どちらもいろいろな話はあったが総じて感動していたような覚えがある。

 

医学部を考え始めたとはいっても、もともと医学部に受かるような成績でもなく地元の工学部に入れるかどうかの成績だった自分にさえもモチベーションを与えて影響を及ぼし続けたという意味ではかなり大きいドラマだったんだろう。

医学部の面接ではそこまで言えなかったが、医者になぜなったのかは自分の場合はドラマの影響が割と大きいように振り返るとおもう。

 

医学部に入ってなんということもなく学業とほどほどに部活をして卒業して内科医をやり始めている。

大学に入ってから数えて9年くらいたったが、いろいろなドラマがそのあとも放送していた。

白い巨塔のリメイクもあったし医龍やら救命病棟24時の続編やらコードブルーやら、最近だとフラジャイルやコウノドリといったところだと思う。

賛否両論をよんだドラマもあったが総じてとてもいい話が多かったように思う。全部は見てはいないのだけれど

 

あのころと比べて、いろいろ現実を知ったのかやるきがなくなったのかはよくわからないが、ほんとうに自分が何がしたいのかよくわからなくなってしまった。

ひたすらオーダーを入れてカルテを書いての繰り返し、外来では患者の認識やらの訂正に追われる。

 

ドラマは偉大だった。こんな現実を覆い隠すくらい夢のあることを言って、テレビの中の医療者は寝る間も惜しんで働いている。

とてもまねできるようなもんでもない。

やりたいことが転がってて受験勉強をしていたころとは変わったがどうしていいのかは結局わからない、このさきどんな方向に自分が進むのかをそろそろまた考えないといけない

 

一つ言えることはドラマをやることで職業の魅力を宣伝できるということだけだ。

 

ちなみに管制官のドラマが深田恭子主演で一時期放送していたが、あれがもっと昔にやっていれば医者になってなかったのかなと思ったりもした。

 

人生そんなことで方向を決めてしまうこともあるしそれがいいのかわるいのかは誰にもわからない。